製本について

FSC認証を取得しています

FSCロゴマーク

なかなか解決されない世界の森林問題へ対応しようと、FSC森林認証制度が考えられました。この証制度は、「森が適切に管理されているか」を、第三者機関が国際的に統一された基準に沿って審査、認証するものです。違法伐採や保護する価値の高い森林の伐採を防ぐための効果的な仕組みです。
FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)は会員制の非営利組織で、1993年に誕生しました。2010年7月現在、世界98ヶ国、842の会員で構成されています。その意思決定は会員によってなされます。会員は「経済・社会・環境」、そして「先進国と途上国」の立場の異なるグループに分かれ、それぞれの意見が平等に扱われています。この「利害関係のバランス」と「透明性のあるプロセス」という基本姿勢は、制度の至るところに反映されています。
FSC森林認証制度は、世界中全ての森を対象としています。認証された森に由来する木材・木/紙製品には、独自のロゴマークがつけられます。このロゴマークのついた製品が、世の中に広く流通し、積極的に選ばれるようになると、適切な管理をしている森が増えることにつながります。 これは、森を育てる人から、木/紙製品を製造・販売する会社、そして製品を使う人までが一緒になって、世界の森林を健全にすることで、地球環境を守ろうという仕組みです。

取り扱い商品

  • 卒業アルバム
  • パンフレット・リーフレット
  • カレンダー
  • 書籍
  • 卒業論文製本
  • チラシ
  • DM
  • 箔押し
  • ダイアリー

業務内容

製本

上製本とは
上製本イメージ

本文を製本してから、厚手の表紙を糊付けするなどして仕上げる製本の方法です。
表紙を上質の布でくるみ、表紙部分に箔押しした重厚な雰囲気のものが好まれますが、厚めの紙やビニールで表紙を仕立て、その上にブックジャケットを被せる本もあります。
表紙は中身よりひとまわり大きく作ってあり、固い表紙で中身を保護するようになっています。
表紙と中身に間には「見返し」と呼ばれる紙を挟んでのりづけしてあり、丈夫な表紙と本の中身をしっかりと固定しています。上質な雰囲気を醸し、長期の保存に耐えられるのが大きな特長で、小説や事典、記念誌、写真集などの製本に用いられています。
卒業論文や卒業アルバムなどお客様のアイディアでオリジナルのハードカバー製本が作成できます。

並製本とは
並製本イメージ

並表紙が本文と同じ寸法で仕上げたもので、加工をしない1枚の紙やクロス(布)で本文をくるみます。
並製本は、上製本と比べてコストと時間を抑えることができます。
中綴じは雑誌、カタログ等でよく使われます。
上製本に比べて工程が簡略化されるため、雑誌やカタログ、DMなどの商業印刷物に広く使われています。

リング製本とは
リング製本イメージ

リング製本は、原稿に穴を開けプラスティックのリングで留める製本方式です。
180度見開きが可能な製本なので、プレゼン資料やマニュアルなどによく使用される製本で、ダイアリーやスケジュールノートで重宝されるのある製本です。

糸かがり製本とは

本文の背に糸でしっかり縫いつけ、背がためして強度を出します。

綴じ加工

無線とじ

本の背中の部分に糊を染み込ませて背中全体を糊で固める綴じ方です。
そのままだと糊の部分がむき出しになってしまうので、いちばん外側に背中をくるむための表紙を付けます。
ページ数が多くても綴じることができるのが強みですが、中綴じのように冊子を開き切ると糊の部分が取れやすくなってしまうのが問題です。

アジロとじ

アジロ綴じは無線綴じをさらに強化したような綴じ方です。
糊を染み込ませる冊子の背中の部分に切り込みを入れることでさらに糊が染み込みやすく、かつ各ページがはがれにくくなるようにした綴じ方です。

平とじ

丁合後、冊子の端から5mm程度のところをステッチで綴じ、強度を持たせる綴じ方です。
ステッチで綴じた後、背中の部分に糊をつけ表紙を付けるため「無線綴じのさらに強度を持たせる方法」として捉えるとイメージしやすいかもしれません。

折り加工

二つ折り

中央で二つに折る最も基本的な折り方です。

巻き三つ折り

三つに分けた部分の1面を内側に入れる折りです。

外三つ折り

三つに分けた部分をZ字型にする折りです。「Z折り」ともいいます。

観音折り

紙をおよそ4等分にして、外側の部分を内側に折り込み、中央でさらに内側に1回折る折りです。

その他

穴あけ加工

紙に穴を開ける加工です。穴を開けることでファイルや冊子を綴じることができます。2つ穴、4つ穴に対応しています。

ミシン目加工

ページに部分的な切り離し用のミシン目を加える加工です。 手でかんたんに切り離すことができるので、振り込み用紙や割引券、チケットなどの作成にご利用いただけます。

PP加工

ポリプロピレン(Poly-Propylene)加工のことです。
印刷された紙にフィルム(Poly-Propylene Film)を圧着させます。雑誌・カタログの表紙や書籍カバーなどで使用される場合が多く、フィルムを貼ることで表面の保護や光沢感の向上などを目的に行います。
ツヤ・光沢を出す仕上がりになる「クリアPPフィルム」と、ツヤ消しの仕上がりになる「マットPPフィルム」があります。

ニス引き加工

表紙やカバーなどに光沢を付けるために、表面に透明な樹脂液を塗ることができます。汚れや退色を防ぎ、耐久性を高める効果もあります。記名欄等、部分的にニス引きを行わない箇所を設けることができます。

お問い合わせメールフォーム お問い合わせメールフォームはこちら